マンションの大規模修繕すると固定資産税が減税されます。
詳細は以下となります。国土交通省から抜粋
何故大規模修繕が必要か?
マンションの大規模修繕を行わないと外壁が剥がれ落ちたり、廃墟化し、周囲に大きな悪影響を及ぼすおそれがあります。
適切な時期に大規模修繕を行うことで、そのような悪影響を防止しさらにはマンションの資産価値も向上します。
この減税措置のねらいは?
修繕積立金の引き上げや大規模修繕の実施には、管理組合の意思決定として、マンションの所有者の合意をとる必要がありますが、
なかなか合意に至らないマンションが多いのが現状です。この減税措置(マンション長寿命化促進税制)を所有者の皆様に活用していただき、
所有者の合意にとながるよう今回の措置を設けました。
減税措置の主な概要
■対象マンション 対象マンションは築20年以上かつ10戸以上で管理計画の認定を取得したマンションです。
※令和3年9月以降に修繕積立金の額を管理計画の認定基準未満から認定基準以上に引き上げることが必要です。管理計画の認定基準についてはマンション管理計画認定制度やマンションの長寿命化促進税制に関する問い合わせ相談ダイヤルがあります。
マンション管理再生ポータルサイトWEBでご確認ください。
電話:03-5801-0858月~土 午前10時から17時(祝日、年末年始除く)
※管理計画の認定基準はお住まいの自治体ごとに異なる場合があります。
■工事要件 長寿命化工事(外壁塗装等工事、床防水工事および屋根防水工事)を
過去に1度以上実施していて令和5年4月1日~令和9年3月31日の間に2回以降の長寿命化工事を完了していること
■減税額 各区分所有者が翌年度支払う固定資産税(建物部分のみ)を1/2~1/6の範囲内で減税
※減額割合はお住まいの自治体の条例で決定されます。
■留意事項 工事完了後、3ヶ月以内に市町村に申請すること
※このほか、詳細は「マンション管理・再生ポータルサイト」をご覧ください。
(管理計画認定制度については次の投稿で説明します。)